8月11日(日)、今年10回目となる「北広島戦争遺跡を巡るバスツアー」を行いました。
26名の方が参加されました。夏休み中の中学1年生、小学6年生、小学5年生も参加してくれました。
主な見学場所を、ご紹介します。
それぞれの戦争関連遺跡についてのくわしい説明は、こちら(☚click)のPDFでご覧いただけます。
1936(昭和11)年の陸軍特別大演習を記念した「聖蹟記念碑」
旧島松駅逓所そばにある防空壕
防空壕は、旧島松駅逓所、北海道で寒冷稲作を始めた中山久蔵の碑、クラーク博士が「青年よ大志を抱け」と言った場所のすぐそばにあります。
広島神社の忠霊塔
囚人が掘ったアオンボ川(共栄幹線排水路)
北広島陸軍通信所跡地
北広島陸軍通信所につながる地下トンネル出入り口跡
開拓記念公園の「被爆石」
被爆石の前には、折り鶴が置かれていました。
(折り鶴は、朝のラジオ体操をする子どもたちが折って置いてくれたとのことです。雨を避けるためカップや透明の袋に入れてありました。)
開拓記念公園横の防空壕跡
「平和の灯」モニュメント
『北広島市の取り組みのご紹介』
北広島市は平和都市宣言をしているまちです。また、平和首長会議にも加盟しています。
核兵器の廃絶と戦争のない恒久平和の実現をめざして、毎年この時期、JR北広島駅隣のエルフィンパークで「きたヒロシマ平和展」を行っています。会場では広島と長崎の被害を知る写真パネルが展示され、平和の折り鶴コーナーもあります。
北広島市の平和推進活動は、こちらからご覧いただけます。
鶴を折ったら、テーブル上のバッグに入れていただきます。
広島町時代の1987年(昭和62年)9月の町議会定例会で全会一致で可決された「平和都市宣言を求める決議」を受けて、1988年(昭和63年)4月1日に「平和都市宣言」を行いました。
「核兵器の廃絶と大量殺りく兵器の禁止が国際的な重要課題」であること、「憲法の精神に基づく恒久平和の実現を願う市民の意思」として宣言したことが明記されています。