スケジュール

2021年6月の署名宣伝は中止します。
7月の署名宣伝は、16時~16時半、北広島駅西口前で行う予定です。

「9条改憲NO! 改憲発議に反対する全国緊急署名」署名宣伝活動

 菅政権発足に伴い2020年10月7日に改訂された『9条改憲NO! 改憲発議に反対する全国緊急署名』の署名宣伝活動を行います。
 署名の呼びかけの詳細については、このページの最後をご覧ください。

 2017年7月に国連で採択された核兵器禁止条約の批准国が50カ国を超え、1月22日に発効しました。しかし、日本政府はこの条約に背を向けています。日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める運動を大きく広げることは、被爆者の意思に応える日本国民の責任です。
 北広島九条の会は、原水爆禁止北広島協議会(北広島原水協)が行う「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」の署名宣伝に協力しています。
 7月9日・19日 午後3時30分~50分 コープエルフィン店前
 

連絡先:梁川(☎375-9600)

連続講座「今年はどんな年」      

6月例会 6月20日(日)午後2時~ 団地住民センター
     施設が利用できないため延期となりました。開催日は未定です。
「今年はどんな年 PART1  女性参政権実現から75年」
 お話 岸 伸子 さん 総合女性史研究会

7月例会 7月11日(日)午後2時~ 団地住民センター   
                  参加費200円(高校生以下無料)
「今年はどんな年 PART2  満州事変から90年」 
 お話 本庄 十喜 さん 札幌教育大学准教授

6月27日(日) 午前10時~ 広葉交流センター(いこ~よ) 参加費100円

「まなび座」、気軽にご参加ください。

4月は8名のみなさまにご参加いただきました。 詳細は下記をご覧ください。
5月の「まなび座」は施設が利用できなかったため実施できませんでした。

読み合わせ音読は、脳の活性化や滑舌改善にもつながります。
初めての方も、気軽にご参加ください。
ご参加にあたってはマスク着用をお願いします。

テキスト:斎藤 幸平「人新世の『資本論』」(集英社新書)

<テキスト紹介>
著者 斎藤 幸平
集英社新書  375ページ
発売日 2020年9月17日
定価 本体1020円+税

 新書には時に、しっかりと学び議論した方がよい本が現れます。物事の見方に新しい光を当て、読者の世界の見え方を一変させてしまうような本です。この本は「新書大賞2021」を受賞しました。
 「まなび座」はこれまで2カ月に1回様々なテキストを読み合わせしながら参加者みんなで意見交換してきましたが、このテキストを学び深めていくため、当面毎月1回「まなび座」を開くことにしました。
 著者は、カール・マルクスを現代にアップデートさせた研究で注目を集める34歳の若き経済思想家斎藤幸平さんです。
 斎藤さんは、1月のEテレ「100分 de名著」でカール・マルクス『資本論』の解説を担当しました。

連絡先:梁川(☎375-9600)

4月の「まなび座」のまとめは👇

               (1月・2月・3月の「まなび座」の様子は 👉PDFで )

4月18日の「まなび座」では、「第4章」を読み合わせしながら、意見交換しました。

 第4章では、マルクスの思想の発展をたどります。そして、マルクス自身の探求の中から「人新世」時代におけるポスト資本主義の未来を構想する思想を発掘していきます。

 著者は、「近年進むマルクス再解釈の鍵となる概念のひとつが、<コモン>、あるいは<共>と呼ばれる考えだ」と言い、「<コモン>はアメリカ型新自由主義とソ連型国有化の両方に対峙する『第三の道』を切り開く鍵」「第三の道としての<コモン>は、水や電力、住居、医療、教育といったものを公共財として、自分たちで民主主義的に管理することを目指す」と続けます。
 そして、『資本論』第一巻末尾の一説「協業と、地球と労働によって生産された生産手段をコモンとして占有することを基礎とする個人的所有をつくりだすのである。」を紹介し、「マルクスは、人々が生産手段だけでなく地球をも<コモン>として管理する社会をコミュニズムとして、構想していた」と説きます。(4月メモ参照)

 著者はマルクスの思想には以下の3つの段階があったと述べます。
①生産力至上主義とヨーロッパ中心主義(1840年代~1850年代)
②エコ社会主義(1860年代)
③脱成長コミュニズム(1870年代~1880年代)

 著者は、これら3つの段階それぞれとその発展について詳しく述べた後に、「無限の経済成長ではなく、大地=地球を<コモン>として持続可能に管理すること」を求めていたマルクスが脱成長コミュニズムへ向かっていったと解説します。

 「資本主義のグローバル化が~人類の生存そのものを脅かすようになっている今こそ、晩期マルクスの脱成長コミュニズムが追及されなくてはならない。」「『人新世』の危機に立ち向かうため、最晩年のマルクスの資本主義批判の洞察をより発展させ、未完の『資本論』を『脱成長コミュニズム』の理論化として引き継ぐような、大胆な新解釈に今こそ挑まなくてはならない」と、この章の最後に述べます。

(4月メモ)
 「コミュニズムは私有財産を否定する」ということを今でも言っている方がいますが、著者が紹介した「生産手段をコモンとして占有することを基礎とする個人的所有をつくりだすのである」というマルクスの文章を見ても、それが間違いであることがわかります。
 また、エンゲルスも『資本論』刊行から間もない時期に、インタナショナル(国際労働者協会)は「労働者から財産を奪う」という非難が加えられたとき、「インタナショナルは、個々人に彼自身の労働の果実を保障する個人的な財産を廃止する意図はなく、反対にそれ〔個人的財産〕を確立しようと意図しているのである」と明確に反論しています。

 

(ネット情報)
ネット上でも、斎藤さんの発言を多数見ることができます。
関心のある方はご覧ください。

<YouTube>

ポストコロナ時代の新しい社会の在り方 ~グリーン経済の実現に向けて~
2020/10/26 19分

斎藤幸平さん『大洪水の前に: マルクスと惑星の物質代謝』を語る。 
2020/11/06 47分

【青木理✖斎藤幸平】著書がベストセラーに。斎藤幸平と資本主義の限界について、語る! 
2020/12/16 36分(一部、音声が途絶えています。)

資本主義の矛盾と課題とは? 後藤正文×経済思想家・斎藤幸平が語る
2021/01/10 30分

<インタビュー・対談記事>

HARBOR BUSINESS Online
グローバル資本主義が招く災厄と、行き着く4つの未来像。〈コモン〉を重視する社会への転換を
2020/09/26

東洋経済オンライン
「SDGsで危機は脱せない」"緑の資本主義"の欠陥 失敗したらやり直せない地点に近づいている  
2020/12/24

AERA dot.
斎藤幸平「私たちはコロナ後、元の生活に戻ってはならない」 ”人新世”とは何か?
2021/01/03
内田樹×斎藤幸平「『人新世』の人類滅亡危機にマルクス経済学が必要になる理由」
2021/01/03

J-WAVE NEWS
資本主義が限界に近づく社会で、「豊かさ」「幸福」とは何だろう
2021/01/21

週プレNEWS(exciteニュース)
<コモン>の解体で僕らを苦しめる「資本主義」から降りる方法とは?【対談】斎藤幸平×いとうせいこう<前編>
2021/01/28
<コモン>の解体で僕らを苦しめる「資本主義」から降りる方法とは?【対談】斎藤幸平×いとうせいこう<後編>
2021/01/29

Forbes JAPAN
「脱成長コミュニズム」社会へ、危機の瞬間のチャンス到来
2021/01/30

HUFFPOST
グレタ トゥーンベリさん世代に向けて 「人新世の『資本論』」 を書いた。斎藤幸平さんが伝えたかったこと
2021/01/28
斎藤幸平は資本主義が嫌いなのか ?「それしか選択肢がないと思わせるところが怖い」
2021/02/02

Yahoo Japan (Future Questions)  
世界を多角的に見れば、価値観も変わる 
2021/04/08

文春オンライン
「金儲けがうまい人が偉い」という空気…ヤマザキマリ・斎藤幸平が語る「わきまえろ」という圧力の正体  ヤマザキマリ×斎藤幸平対談
2021/04/18

<Twitter>

斎藤幸平

<その他>
中田敦彦のYoutube大学  

【人新世の資本論①】人類の経済活動が地球を破壊する時代("Capital" for the Anthropocene)
25分 2021/04/17 

【人新世の資本論②】人類危機の具体的な解決策とは?("Capital" for the Anthropocene)
25分 2021/04/18

(出版社からの著書情報)

環境危機の犯人・資本主義にどう終止符を打つのか。人類を救う潤沢な脱成長経済とは何か。「人新世」=気候変動時代の処方箋!

人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。いや、危機の解決策はある。ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす。

【おもな内容】
はじめに――SDGsは「大衆のアヘン」である!
第1章:気候変動と帝国的生活様式
気候変動が文明を危機に/フロンティアの消滅―市場と環境の二重の限界にぶつかる資本主義
第2章:気候ケインズ主義の限界
二酸化炭素排出と経済成長は切り離せない
第3章:資本主義システムでの脱成長を撃つ
なぜ資本主義では脱成長は不可能なのか
第4章:「人新世」のマルクス
地球を〈コモン〉として管理する/〈コモン〉を再建するためのコミュニズム/新解釈! 進歩史観を捨てた晩年のマルクス
第5章:加速主義という現実逃避
生産力至上主義が生んだ幻想/資本の「包摂」によって無力になる私たち
第6章:欠乏の資本主義、潤沢なコミュニズム
貧しさの原因は資本主義
第7章:脱成長コミュニズムが世界を救う
コロナ禍も「人新世」の産物/脱成長コミュニズムとは何か
第8章 気候正義という「梃子」
グローバル・サウスから世界へ
おわりに――歴史を終わらせないために

(詳細再掲)

「9条改憲NO! 改憲発議に反対する全国緊急署名」署名宣伝活動

<声をあげ続け、とうとう安倍首相辞任!>   

 7年8ヶ月にも及ぶ安倍晋三内閣が総辞職しました。安倍首相と安倍政権は2014年に憲法解釈を強引に変更し、集団的自衛権の行使を認める閣議決定を行い、2015年に安保法=戦争法を成立させました。2017年には「憲法にしっかりと自衛隊を明記し、違憲論争に終止符を打とう」と訴えて任期中の改憲に強い執念を示しました。昨年6月20日には「自民党総裁としての任期は1年3か月あるので、なんとか任期中に国民投票まで行きたい」と述べ、国会の憲法審査会での対応をめぐって、「民主主義は、全員のコンセンサスが取れればいいが、それは無理だ。そのときには、多数決で決めていくということだと思う」と述べ、国民世論の同意がなくとも、数に任せて強行採決したいという姿勢を隠しませんでした。
 しかし、昨年8月24日に歴代最長政権を記録したばかりの安倍首相は8月28日辞意を表明しました。執念を燃やし続けた改憲はついに実現できなかったのです。安倍首相は「残念ながらまだ国民的な世論が十分に盛り上がらなかったのが事実であり、それなしには進めることはできないのだろうと改めて痛感をしている」と記者の質問に答えました。

<署名・運動、世論で安倍9条改憲を阻止した!>

 九条の会も参加した「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」による「3000万人署名」や「発議阻止の緊急署名」の運動をはじめとする全国の市民の粘り強い行動が強い後押しとなり、それに励まされた立憲野党の頑張りが、安倍首相の念願である明文改憲の策動を押しとどめ、「2020年末までに」「自分の任期中に」という首相の公約を挫折に追い込んだことは間違いありません。市民の運動と世論が安倍首相の野望を封じ込め、安倍首相を追い詰め、辞任に追い込んだのです。

<安倍なき安倍改憲を許すな!>

 誕生した菅政権は、「安倍政権の政治の継承」を掲げ「憲法改正にしっかりと取り組む」と安倍改憲の完遂を公約に掲げています。菅首相をはじめとして新閣僚21人中実に18人が日本会議国会議員懇談会等の改憲右派団体のメンバーであることはその決意の強さを裏づけています。
 さらに、菅政権は、明文改憲の前段として、9条の実質的破壊を推し進める「敵基地攻撃能力」の保持をまず強行しようとしています。安倍首相は、退陣直前の9月11日に異例の「談話」を発表して次期政権に、その実行を迫りました。それに呼応して、安倍首相の実弟である岸信夫新防衛大臣は就任直後の記者会見で、敵基地攻撃能力を含むミサイル防衛について「今年末までにあるべき方策を示し、速やかに実行に移す」と明言しました。これは、自衛隊が米軍とともに海外で戦争する軍隊になることをめざすものであり、9条を破壊する許すことのできない暴挙にほかなりません。
 安倍政権を終わらせたことで改憲の企てに大きな打撃を与え、改憲問題は新たな局面に入りました。むろん自民党・改憲勢力はあきらめていません。改めて改憲4項目を掲げ、改憲に拍車をかけようとしています。安倍改憲の強行を阻んだ市民の力に確信を持って、改憲発議阻止の緊急署名に、改めて取り組みましょう。敵基地攻撃力保持という9条の破壊を許さない、という声を挙げましょう。
 私たちは、「安保法」廃止・改憲発議阻止の運動を継続するとともに、安部政治の根を断ち憲法に基づく政治の実現をめざしていきます。北広島九条の会は菅政権発足に伴い2020年10月7日に改訂された『9条改憲NO! 改憲発議に反対する全国緊急署名』を広げていきます。

(この記事は、「九条の会」2020年9月23日声明「安倍政権の終わりと改憲問題の新たな局面を迎えて」を一部引用しています。)