会員のみなさんから寄せられた憲法に対する想いをご紹介しています。
皇后と憲法
今は亡き母はミッチーファンでした。1972(昭和47)年2月に開催された札幌オリンピックのフイギュアスケート会場で、すぐ近くの席から観戦に訪れた皇太子妃を見ることができた、と興奮して語っていたことを思い…
沈まぬ太陽
時々の社会問題に鋭いメスを入れた著作を世に問うてきた、社会派作家の山崎豊子さん(故人)の作品に「沈まぬ太陽」がある。 フラグキャリヤーの労組委員長を、経営側が「気にくわない」としてカラチ、テヘラン、そし…
軽んじられる人権
日本国憲法は、政府の暴走をくい止める縛りであるとともに、人権を保証した日本の最高法規である。 最近、人権について深く考えさせられる本を拝見した。それは、① 布施祐仁著「経済的徴兵制」② NHKスペシャル…
私と戦争、私と日本国憲法
私は駒ヶ岳大噴火があった年、1929年(昭和4年)に生まれました。駒ヶ岳噴火は20世紀に日本で起きた噴火の中でも最大級といわれるものでした。私の波乱の人生は駒ヶ岳大噴火から始まったと言えると思います。…
危険な「緊急事態条項」
危険な「緊急事態条項」(2016/2/4) 参院選を控え、安倍首相は、あれほど言っていた「安保法の国民への丁寧な説明」もないまま、憲法改正を口にし始めた。国民の理解を得やすいよう、大規模災害時に首相の権…
今このとき
明治憲法にしばられっぱなしの時代から、敗戦によっての開放されっぱなしの時代も70年の歳月を経た。政治家の世界も、世襲三代目さんが、ぼつぼつ目につくこの頃である。時代が変われば意識も変わるのが世の習い、受…
九条、他もろもろ
63年の人生を振り返ってみて、本当に我が国史上最も良い時代を生きたと思う。 農家生まれの田舎育ち、小さかったときは貧しかった....という記憶のカケラはあるが、団塊の世代にはほぼ完全にハズれ、高度経済成…